【雑記】チェアリングが浸透しにくい理由を考えてみました

座活部コラム

こんにちは。折りたたみ椅子を使って屋外でリラックスするアウトドア、「チェアリング」を定期的に実施しているTakuです。

今回はチェアリング実施レポートではなく、チェアリングに関する雑談的な内容での投稿をしてみようと思います。

テーマは標題の通り、「チェアリングが流行りにくい理由」についてです。

気をつけて頂きたいのですが、あくまで一般人が書く内容なので個人的感想が多く含まれます。その為、しっかりとした根拠や整合性が取れていないような部分もあるかと思いますので、ご了承ください。

それではいくつか考えられる浸透しにくい理由を以下に挙げてみたいと思います。

【前回の記事はこちらからどうぞ!】

そもそも名前から知らない

いきなりストレートですが、そもそも「チェアリング」という言葉を聞いて一発で理解できる人は居るのか問題です。恐らく数は少ないでしょう。一部書籍でも紹介はされているものの、その書籍自体、手に取って読む人も限られると感じたので多くの人は未知のカテゴリとして扱うと思います。

僕は職場やプライベートで初対面の方と話す時に稀に「趣味はなんですか?」と聞かれることがあります。半ば正直者の僕は自分が楽しんでいる趣味をそのまま伝えるので、最近はどこでも「チェアリング」と答えています。

すると大体返ってくるのが「え…チアリーディングですか…?」という答えです。僕の滑舌の問題もありますが、そうでなくともそのように聞こえることもありますから仕方ないですね(笑) たまに一度頷くものの、「椅子を使って凶暴な野生動物を打ち倒すことはしないのですね?」という創造的なコメントが返ってくることもあります。

僕の身内にも個性的な事をやっている人がかなり多めですが、その人達でさえも馴染みのない言葉だったので、そりゃあ簡単に浸透する筈もありません。

YouTubeなどで探してみるとインフルエンサーや芸能人がたまーに企画か何かで実施している様子を見ることがありますが、そのインフルエンサーや芸能人に多くの人が注目しているかという課題も出てくるので、まだ暫くは浸透しづらいのでは無いかと思います。

ですが最近では一部の大手企業の上部に属する方が注目していたりします。非常にマイナーなコンテンツに多くの人が知っている企業様が注目してくれるのは実施している人からすれば喜ばしいことなのではないでしょうか。

チェアリングも実施する人によって活動の仕方やアイテムの選び方まで異なるので、色んな人が活動すればする程、周りが興味を持ってくれるコンテンツであると信じています。

何をするか想像がつかない

2つ目はチェアリングというアウトドアを説明する際に何を目的にしているのか想像できないという点にあると考えています。

僕が記事を書く際には冒頭にチェアリングについて簡単に説明しているのですが、恐らくこの説明だけだと大体の人は「え?外で座るだけ?」「何をするの?」という疑問が浮かび、何をするかの想像がしにくいのではないかと思います。

勿論チェアリング中に何をするかについては決まっている訳では無いので人それぞれなのですが、僕の場合ですと「同じ環境とは別の場所に身を置いて色んな景色に触れたい」「色んな環境に身を置いてどのような環境が落ち着けるかを検証する」という2点を目的とした活動にしています。

なーに言ってんだこいつと思うかもしれませんが、簡単に言ってしまえば「好奇心」と「自己分析」です。

「好奇心」の面で言うと、僕は元々小学生の頃から普段の活動拠点から50〜100km程離れた土地に行ったりすることが好きで、移動中の電車や車の窓から見える景色にすごく興味を持つことから、普段は通り過ぎてしまうスポットに注目してその場所に触れてみたいという点です。

「自己分析」という面では、少し矛盾するかもしれませんが、色々遠くに移動する割に周囲の環境変化に弱く、敏感なのです(笑)

そのため、屋外には河川敷や公園といっても色々な環境があるため、どのような環境なら長時間居れるのか、周囲でどんな音が聞こえたら抵抗を感じるのか、といった僕の体に起きる変化を観察したいという点です。

自分でも何書いてるんだろうと思いますが、嘘偽りはありません。僕にとっては大事なことです。好奇心はともかく、自己分析については人によってはデリケートな問題と向き合うということもあると思うので、抵抗を覚えるかもしれませんがアウトドアと混ぜることによって、自然と出来てしまうなと個人的には感じました。

このようにチェアリングは実施中何をするかについては特に決められていませんし、何なら僕も実施前に何をするかとかはあまり決めていません。強いて言うなら「何もしないことを楽しむ」といった形でしょうか。

周りからの視線が不安で実行に移しにくい

3つ目は、仮にチェアリングを実践するとなっても椅子に座っているだけだと、実際に声を掛けられなくとも周りから「あいつ何やってんだ?」といった視線が飛んできそうで不安なので実行に移しにくいといった点もあると思います。

これに関しては実にその通りかなと思います。ピクニックみたいにレジャーシートを下に敷いたりしてグループで楽しんでいれば周りもよく見る光景と感じることでしょう。ですが、椅子1つで広場付近に座っているだけとなると、意外と周囲からの目を気にしてしまいがちなんですよね…(笑)

ですが、これまで色々な場所でチェアリングを実施してきましたが、大勢の人の通行の邪魔になったり広場で遊ぶ方々の邪魔にならない場所を選んで実施することで、ほぼ視線は気にならなくなってきます。

ただ、それでも抵抗があるのであればベランダだったり、人が比較的少ない落ち着く場所を事前にリサーチしておけるのもチェアリングの醍醐味。周りの視線に抵抗を感じたら視線を感じにくい環境を選ぶことは、チェアリングを継続する上で大切なことだと考えています。

健康面での課題

次に健康面での課題です。はっきりとしたことは立場上答えられないのですが、長時間座り続けることは健康にあまりよろしくないという結果報告もあるようです。

確かにずっと座っていると腰に負担がかかりすぎるなんて話も聞きます。

これは僕も納得です。僕は座っている時に無意識に猫背になっていることが多く、腰も時々痛くなるのでたまには立った方が良いなとも思います。

このような点からチェアリング実施中にいちいち立ったり座ったりするのも面倒と考える人も居るかもしれないことを考えると、なかなか取り組みづらいのかなと考えます。

椅子を持って歩く気になれない

はい、これが恐らくチェアリングを初心者に勧める上で重要な課題かもしれません(笑)

チェアリングはそもそも折り畳み椅子を用意する必要があるので、厳しいとは思いますがこれに関してはご自身で工夫する必要があります。

何もチェアリングは重い椅子を用意しろというものではなく、ご自身が使いやすい椅子を用意すれば良いのです。実際にこれまでチェアリングを一緒に行った方はそれぞれ違うタイプの椅子を使用していることが多かったです。

UFOキャッチャーの景品で獲得したとされる小さい三角椅子や一回りも二回りも小さい椅子、小さく折り畳めるスツールなどを使用している人もいます。

僕のオススメは、アウトドア用のリュックの中に入るようなサイズでなおかつ軽ければ軽い程移動が楽になると思っています。ただし、体重が何キロまでならOKという情報だったり、素材が何で出来ているかなどの細かい所も同時に調べておく必要性はあります。諸々を含めて調べ、自分に合った椅子を購入して初めて最適な状態でチェアリングができます。

自分に合わないサイズと重量の椅子を買ったとしても続けられなくなってしまっては楽しめるものも楽しめないのではないでしょうか?

まとめ

さて、今回はチェアリングが浸透しづらい理由について個人的意見も含めて書いてみました。

納得できたものやできないものもあるかと思います。

「チェアリング」というアウトドアはキャンプやバーベキュー、釣りなどの一般的に普及されているアウトドアと比較すると大変新しいので、すぐには浸透しないと思っています。

だからといって投稿主である僕はこのブログを基にチェアリングというアウトドアを世に発信していくなんていう大層なことはしませんし、しているつもりもありません。

たまたまこのブログに辿り着いた人が「ほーん、こんなアウトドアもあるのかー」と鼻をほじりながら僅かに関心を持って頂けるだけでも充分励みになります。

つまり、僕はチェアリングもブログも自分のためにやっている訳です(笑) 他のメンバーはどのように考えているか分かりませんが、メンバーに対しても「読者のことを考えて書け」なんて一方的に言うつもりもございません。

個人的にチェアリングは他人と競い合うようなアウトドアだとは考えていないので、ブログについてもよほどテーマとかけ離れたことを書かない限りは自由で良いんじゃないかと考えています。

だいぶ長くはなりましたが、今後もイスタビは各々のチェアリングスタイルを尊重するブログとなるよう運用していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました!

【チェアリングに初めて触れる方はこちらから】

【各地チェアリングスポットまとめはこちらから】

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