遠距離可!リモートでチェアリングしてみた

チェアリング

皆さんこんにちは。チェアリングができそうな素敵なスポットを探してリサーチを続け、現地で実践する座活部の部長、Takuです。

だいぶご無沙汰してしまいましたね。なかなか記事を更新出来ませんでしたが、新たなスポットのリサーチに勤しんでおりました。

そんな中、遠距離にて活動する座活部メンバーに急遽提案し、リモートチェアリングなるものを決行しました。

チェアリングをリモートでどうやって…?と思われる方が大半だと思いますので、解説しつつ感想を述べていきます。

【前回の記事はこちらから】

ワークではなくホビー

一時期某感染症が流行していた際に徐々に浸透していったリモートワーク。

職場に居なくとも自宅に居ながら仕事が出来、会議もオンライン上で参加できるような時代になりました。

一部ではやはり反対の声がありつつも、感染症の拡大を抑えるための策としては有りだなと個人的にも関心を持っていました。

そこで仕事面だけでなく趣味の面でも活用してみようと思い、今回リモートホビーの一環でチェアリングをリモートで実施してみました。

用意するもの

用意するものはイスとスマホ用の三脚、そして個別にお持ちのスマホのデータ量管理です。

この3点セットが揃えば実施可能です。食事等をテイクアウトしてチェアリング中に食べるのであればミニテーブルもあると良いかもしれません。

アウトドアチェアを広げ、傍らにスマホをセットした三脚を置いてお互いに準備が出来たらスタートです。通話の際、使用するアプリは使いやすいもので構いません。

ビデオ通話は音声のみでの通話よりも遥かに通信量を消費しますので、少し抵抗がある方は音声通話をしながら景色を撮影した写真を送り合ってシェアしても良いと思います。その場合、静止画ということもあり理想通りにならないこともあるかもしれませんが、ご自身に合う形で実践すると良いと思います。(中には自分の姿を人に見せることに抵抗がある人もいらっしゃると思うので…)

楽しみ方

実際に部長自身もメンバーと実施。その模様が以下の写真になります。

このように、互いがいる場所を写してスポット情報をシェアします。すると自然に「自然たっぷりで良いですね!」「どこにあるんですか?」「すごく行ってみたいです!」などの自然な会話が次々生まれます。

スポット情報のシェアも出来、互いの近況を報告し合うということも可能です。なかなか遠距離で会える時間を作れないという場合でも、お互いの時間を確保しつつ会話もチェアリング自体も楽しめます。

リモートチェアリング実施のきっかけ

この遊び方を思いついたきっかけは、キャンプ系の大人気アニメ「ゆるキャン」の1シーンです。

主人公の志摩 リンというキャラクターはソロキャンによく行きますが、同じ趣味を持った人が続々周りに増えます。同好会にも入って本格的な野外活動サークルの活動が始まります。

周りに仲間が出来ても基本単独行動が好きな志摩リンですが、友達の各務原かがみはらなでしこというキャラから「今ここにいるよ!」といった連絡のやり取りシーンのようなものがありました。

そのシーンから、同じチェアリングをするメンバーとそういった活動が出来たらと思い、実施に至りました。

アニメの様にはなかなかいきませんが、実施した結果はお互いに楽しめました。離れていても誰かと趣味を通して繋がっていたいという気持ちがあるならチェアリングでもキャンプでもそれ以外のアウトドアでも楽しめるやり方なのかもしれないことに気付きました。

リモートチェアリングのメリット

リモートチェアリングについて説明してきたが、改めて実施する上でのメリットを記載します。

メリット1:スポットシェアによる情報交換が可能

先程も少し触れましたが、まずお互いに違う場所にいることから情報交換を行うなど、コミュニケーションの幅が広がります。

各地にはいくつもの公園がありますが、何故その場所を選んだのか、その公園の魅力は何なのか、周辺に見どころはあるのかなど。様々なパターンの会話が生まれます。

スポットへの興味・関心は勿論、その場所を選んだ人自身への興味も同時に湧いてくるというメリットがあります(個人差はありますが)

メリット2:通話以外は一人の時間

リモートチェアリングの場合は一緒にいる話し相手に終日気を遣う必要があまりありません。

屋外で通話をするとなると、ビデオ通話によるスマホのデータ消費量やスマホ自体のバッテリーを多く消耗しがちですよね。

ですので、終日ずっと話をする訳でもないのでどこかで必ず一人の時間を作れるのです。相手と共有をし終えたあとは一人の時間を即作ることが出来ます。

注意点

注意点を説明します。リモートチェアリングはチェアリングをしながら声を出して喋る行為が伴いますので、周辺をよく確認する必要があります。

例えばベンチでゆっくり休んでいる人の真横で見ず知らずの人が大声で喋っていたら不快な気分を通り越して恐怖に変わるかもしれません。

色んな人がスポットを快適に利用できるよう、やる側も多少は配慮をする必要があります。

そのため、通話をする前に出来ることはあまり人気のない所を選ぶということ。

自分が座りたいと思った場所が実は人気スポットで人が一番集まるということはよくあります。そこでしっかり切り替えて視野を広く持ち、「別のスポットでも自分が落ち着ける空間を作れればいい」という謙虚心が持てるとベストです!

リモートで共有をする時に相手から何故その場所を選んだのかを聞かれた際に話が盛り上がる可能性もあるかもしれません。「本当は行きたかったスポットがあったんですけど、人混みが激しくて…。でもここは人気もない上に鳥の鳴き声がすごく聞こえてリラックス効果倍増なので、結果最高です!」みたいな会話も生まれるかも?(僕だけ?笑)

まとめ

今回はリモートチェアリングについて実践レポートを交えてやや簡単に解説してみました。

お互いの生活環境に変化があっても落ち着いた時にリモートで元々一緒に遊んでいた趣味を共有できる時間を作れるのは、新鮮味もあってなかなか良いのではないかと思います。

勿論環境が変わってから暫く経つまでは、その環境に適応するまでに時間がかかってしまうこともあり、趣味に充てる余裕がないことが大半かもしれません。

ただ、落ち着いた時にチェアリングを行っている場所とどんな変化があったのかについての情報を共有するとまた新たな会話も生まれるかもしれません。

チェアリングにビデオ通話をプラスするだけでも色々な変化があるので、それを楽しめるかがポイントになるでしょう。

それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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